譲り受けた不動産を売却して、「自分の住んでいる家の住宅ローンの返済にあてたい」「子どもの教育費などに活用したい」や相続を受けた人たちが皆、相続をした土地から遠く離れて住んでいて管理ができない、土地を売却によって現金化しないと相続税を支払えないといった事情がある場合などさまざな方からご相談があります。
そこで一般的な不動産を相続した際のメリットとデメリットをご紹介します。
不動産売却のメリット
①現金化することで分割しやすくなる。
②納税資金に充てられる。
③維持管理の必要がなくなる。
④固定資産税が掛からなくなる。
不動産を売却する一番のメリットは現金化されることです。
相続税を納めるのい資金が不足している場合は、売却で得た返金から納税をすることも可能です。
不動産売却のデメリット
①所有権がなくなる。
②譲渡所得税がかかる。
③不動産による収益を得られなくなる。(利益が得られるか確認する必要があります。)
④思い出が無くなってしまう。
不動産を売却してしまえば、不動産の所有権はなくなり、その不動産から収益が得られていた場合、その収益も将来にわたって失われることになります。
そのため、売却する前に収益を上げられる不動産であるかどうかを見極めることも大切になってきます。