マンションを売却するのにどんな費用がかかる?
マンションの売却をご検討の方から諸費用はどのくらいかかるかよくご質問をいただきます。
また、「仲介手数料」「登記費用」など聞いたことはあるけれど、いつまでに用意すれば良いのかまでご存知の方は多くないと思います。
今回はそんなマンション売却に発生する諸費用をご紹介します!
仲介手数料
マンション売却にあたって一番高額な出費が、この仲介手数料です。
仲介手数料とは不動産売買契約が成就した際に、不動産会社が売主・買主からいただく報酬の事を言います。
手数料の金額は取引金額に応じて異なります。
・上限金額が200万円以下の場合は取引額の5%+消費税
・200万円超400万円以下の場合は取引額の4%+消費税
・400万円超の場合は取引額の3%+消費税
また、2018年1月1日より仲介手数料の料率が改正され、「物件売買価格が400万円以下の場合、最大18万円受け取ることができる」との内容に変更されました。
登記費用
登記とは、実体法上の重要な権利変動を公示するための制度です。法務局が事務を取り扱っています。
登記には、商業登記、法人登記、成年後見登記、債権譲渡登記などさまざまな種類があります。不動産の売買に関係するのが不動産登記です。
不動産登記とは、安全かつ円滑な不動産取引を図るため、不動産の物理的現状及び私法上の権利関係を公示するための制度です。不動産登記により、法的にその不動産の権利を主張することができます。
印紙税
売却時には、買主と売買契約を締結します。その際に契約書が発行されますので、契約書に収入印紙を貼付する必要があります。印紙税の負担金額は、その売買価格よって異なります。詳細は以下になります。
最後に
売却時に住所や氏名の変更がない方や抵当権の設定がない方は、売却時の諸費用は「仲介手数料」と「印紙代」のみになります。
各項目においても説明しましたが、登記内容を変更する場合には、事前準備が必要になります。不動産会社の担当者も確認はしてくれますが、金融機関への手続きなど売主本人が行う手続きもあります。