コラム

2022.03.31

家を売る鍵は内覧!?

家やマンションを売りたいときにホームページなどで物件情報を掲載するだけでなく、実際に家を見に来てもらった方が、そこでの暮らしがイメージしてもらえます。
購入希望者に物件を実際に見て確かめてもらうために行うのが「内覧」です。

情報サイトで物件を見つけ、実際に家やマンションへ足を運んでくれるということは、物件の間取りや立地条件、価格などが希望に見合っているということです。
内覧者の購買意欲を後押しするためにも、内覧に向けて事前にしっかりと準備しておく必要があります。

そもそもみんなどのくらい内覧にいくの?


成約までの内覧件数は10件程度


一般的に成約するまでに行われる内覧の回数は5~10件と言われています。

家は高い買い物になります。ですので、内覧者は複数の家を比較して慎重に購入するか見極めます。
タイミングが良ければ1回目の内覧で成約が決まることもありますが、10回以上内覧を行っても成約に至らない場合もよくあります。


内覧の申し込みから成約までの流れ


内覧の申し込みがあってから成約までは以下のように進みます。

①内覧希望者から不動産会社に内覧の申し込みが入る
②日程調整をして内覧を行う
③内覧者と条件交渉を行う
④売買契約を結ぶ
内覧者が物件を気に入れば条件交渉を行います。
条件交渉では値下げ交渉や家の引き渡しの時期などを話し合います。
双方が納得する条件でまとまれば売買契約を結び無事に成約という流れになっています。


居住中の家を売る際の内覧のコツ


生活感がなくなるようにする


居住中の家を売る際に気を付けておきたいのは、生活感です
生活感がありすぎる家だと内覧者の購買意欲が薄れてしまいます。
洗濯物は見えないところに隠す、テーブルの上に物を置かない、ゴミ箱は空にしておくといった対策を行いなるべく生活感がなくなるようにしましょう。

部屋を綺麗に掃除しておく


内覧時においてお部屋の掃除は欠かせないです。
キレイに掃除された家の方が内覧者に良い印象を与えます。
家に目立った汚れがある場合は成約に繋がらないだけでなく値下げ交渉の原因になることもあります。
特に、水回り・リビング・玄関・バルコニーは内覧者が注目して見る箇所なので念入り掃除しておいた方がいいです。

部屋の臭い対策


部屋の片づけだけでなく臭いの対策も忘れずにしましょう。
特に家でペットを飼っている方やタバコを吸われている方は必ず臭い対策を行ってください。

家の魅力がより伝わるように資料を準備する


家を購入したときに貰ったパンフレットや修繕履歴の書類が残っていれば用意しましょう。言葉で説明するよりも資料を見ながら説明するほうが家の魅力が伝わりやすいです。

花や観葉植物を飾る


部屋の印象をよくするための方法として花や観葉植物を飾る方法もあります。
部屋の中に緑があるだけで印象がガラッと変わります。

内覧する人数分のスリッパを用意する


生活の中でスリッパを使用していなかったとしても、内覧者ようにスリッパを用意しましょう。
内覧者がいつもスリッパを利用する方であった場合、将来的に自分の家になるかもしれない家をスリッパなしで歩くことに抵抗がある方もいます。
内覧では家に良い第一印象を持ってもらうことが大切です。
そのためにも事前準備をしっかり行い内覧に向かいましょう。
大きな汚れや傷は値下げ交渉の材料にされてしまいます。
そうならないためにも事前に準備を行い、買主目線でアピールポイントを伝えられるようにしておきましょう。