2022.02.24
「家が売れない...」早期売却を目指すための改善方法
不動産をいざ売りに出してもすぐ売れるものではなく、売れないケースもあります。
売りに出して、売れない状況が続くとさまざまなデメリットが想定されます。
家が売れないデメリット
固定資産税などの維持費がかかり続ける
売却中だとしても、所有している不動産には固定資産税や管理費、修繕積立金などの維持費がかかります。
月々に負担が数万円としても、売れない期間が続けば大きな金額になります。
ストレスがたまる
居住中の家を売却している方はとくに、売れないことによるストレスが大きいものです。
家が売れるまでは、購入検討者の内見対応が継続します。
いつ内見者が来てもいいように家を綺麗にしたり、内見対応で休日が潰れてしまったりすることに疲弊しまう売主のお話もよく伺います。
家が売れない4つの理由とは?
①価格が高い
考えられる理由の1つ目は「価格が高い」ことです。
「相場を無視して価格を付けている」あるいは「相場より高いと認識していながら挑戦的な価格を付けている」という場合には、価格を理由に売れていないことが考えられます。
②需要が少ない
需要の少ない原因としては下記が挙げられます。
・田舎
・古い
・間取り
・アクセス
このような理由で売れないケースもあります。
その場合は需要が出る水準まで価格を落とすのが効果的です。
③魅力が低い
・反響はある
・内見予約は結構入る
このような場合で売れていないのは「魅力が低い」ということが考えられます。
反響があり、内見予約も多く入り、それでも一定期間以上売れないのは、内見時の印象が悪い可能性があります。
④不動産会社の力不足
・ライバル物件と比較しても価格・魅力的に遜色ないのに売れ残ってしまった
・担当者からの連絡も提案も少ない
このような状況で考えられるのは、不動産会社の力不足です。
家が売れない理由として意外と多いのが、不動産会社によるものです。
不動産会社にはそれぞれ得意とするエリアや物件種別があり、担当者の能力の差も大きいものです。
この場合の問題は、そもそも適切な不動産会社に依頼できていない、あるいは担当者の見極めを誤ったことだと考えられます。
家が売れないときはどうする?3つの対応策
①価格の再検討
不動産が売れないときは、まず適正価格の見直しを行いましょう。
相場からかけ離れた価格を設定していることもあります。
価格を下げる場合は、少しずつ下げるより、ある程度思い切って値下げした方が効果があります。
②魅力の向上
魅力を向上させるにはいくつか方向があります。
①リフォーム
②ハウスクリーニング
③ホームステージング
ホームステージングはあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、内見時にモデルハウスのように洗練されたおしゃれな空間を装うことで、買い手の印象を上げる施策のことです。
以上の3つ以外にも建物を解体してしまい「土地(更地)」として売り出す方法もあります。
③不動産会社の変更
不動産会社と締結している媒介契約には契約期限がありますが、「不動産会社が販促活動を行わない」「連絡を怠る」などの場合には、中途解約が可能です。ただし、不動産会社の落ち度が認められない場合には、契約満了を待って契約解除とした方がいいケースもあります。契約条件などは、媒介契約を締結している不動産会社に確認してみるのがいいでしょう。
家が売れないときは「なぜ売れていないのか」を考える必要があります。
早期売却をお考えの方は当社にご相談ください。
第三者の不動産会社に相談することでわかることもあります。
お気軽にご連絡ください。